池川佳宏の記録帳

マンガ業界のはじっこで、あまり他の人がやっていない仕事をしていた池川佳宏の記録です。

お知らせ(2018/8/12)

2018/8/12(日)のコミックマーケット(C94)で頒布される、『棚から一掴み 第11号』(KZA2企画)で、インタビューされた記事が8ページ掲載されます。秋葉原イメージの変遷についての記事ですが、池川が雑誌編集者時代に作成した秋葉原マップについての思い出を中心に、評論系サークル活動時代や今の仕事について語っています。個人史が大半ですがネタ多めなのでご笑覧いただければ。

KZA2企画

過去の実績

■マンガ関連についての過去の業績 (現職を含めた職歴は最後に)

○論文・記事執筆など

・寄稿「マンガ所蔵館のアーカイブとメディア芸術データベース(開発版)構築」 『専門図書館専門図書館協議会 292号 2018年11月25日発行(発売) ("Media-Art Database (Development Version)" and manga archives at museums and libraries

文化庁事業のメディア芸術データベース(開発版)マンガ分野の構築において、マンガを所蔵する機関のデータを集積し、また多様な所蔵物の管理やその分類を調査した。また、集積したデータからわかる所蔵機関の特色についても記述した。どこに何があるかを数量とともにデータベース上で明らかにするとともに、マンガ分野の全容に迫るデータベースとしての成果を報告する。

   『専門図書館』  NDL雑誌記事索引  抜き刷りのPDF

・報告「雑誌書誌の巻号や日付に関する報告」 『マンガ研究』日本マンガ学会 vol.24 2018年3月31日発行 (Report on the Volume Number and Date of the Magazine Bibliography)

   Cinii  NDL雑誌記事索引 抜き刷りのPDF

・「マンガのメタデータ設計と所蔵データベースの構築プロジェクトについて(<特集>MANGA)」『情報の科学と技術』一般社団法人情報科学技術協会 2014年 64巻 4号 p. 133-139(秋田孝宏氏との共著)

 NDL雑誌記事索引 J-STAGE 記事PDF

・ 年次レビュー「○○年のマンガ 復刊マンガ編」『マンガ論争』4号、6号、8号、10号、12号、14号、16号、18号、20号、22号(2010年末からの年末の偶数号)に掲載中(才生文佳名義)

 マンガ論争

○出演・発表・トークイベントなど

・2019年7月15日「巻号ナイト2 2巻1号通巻2」(白峰彩子さん、稀見理都さんとのトークイベント 於:ブックカフェ20世紀) ※ラジオ出演から巻号ナイト2までのルポを『マンガ論争』21号(2019年8月発行)に執筆
・2019年6月25日 TBSラジオ「アフター6ジャンクション」(パーソナリティー・ライムスター宇多丸)20:00~のコーナー「ビヨンド・ザ・カルチャー」出演 「過去のデータで、未来が見える。地道な調査で、驚きが生まれる。 マンガとアーカイブ特集」(←記事中に出演部分音声あり)
・2018年8月23日 TBSラジオ「アフター6ジャンクション」(パーソナリティー・ライムスター宇多丸)20:00~のコーナー「ビヨンド・ザ・カルチャー」出演 「特集・巻と号。マンガ雑誌の“号数”に注目するとアーカイブの大切さと雑誌についての理解がギンギンに深まっていく 特集」 (←記事中に出演部分音声あり)
・2018年7月21日「第57回日本SF大会 ジュラコン」「有害図書のしくみ」(稀見理都さん、永山薫さんとのセッション。マンガ研究家ゲストとして、国立国会図書館成年コミック分類について報告 於:水上温泉ホテル聚楽
 ・2017年11月23日「マンガ・アニメ・ゲームのアーカイブ」「シンポジウム マンガ文化の保存拠点計画」(発表と、山川道子さん、中川大地さん、福地健太郎さん、森川嘉一郎さんとのセッション。メディア芸術データベース(開発版)マンガ分野コーディネーターとして 於:明治大学 駿河台キャンパス)
 ・2016年6月24日「メディア芸術データベース(開発版)」の制作経緯と活用についての報告」日本マンガ学会 第16回大会加藤泰三さん、秋田孝宏さんとのラウンドテーブル。元メディア芸術デジタルアーカイブ事業マンガ分野コーディネーターとして 於:東京工芸大学

 発表スライド

 ・2016年5月22日「巻号ナイト 1巻1号通巻1」(白峰彩子さん、稀見理都さんとのトークイベント 於:古書いろどり)

 実況togetter ツイキャス(音声のみ。あまり状態よくないです) その1 その2

 ・2016年2月29日「『明治~戦中少女雑誌の権利処理調査プロジェクト』実務報告」(NPO法人知的資源イニシアティブ委員として 於:日比谷図書文化館)

 YouTube動画

 ・2014年4月25日「『このマンガ研究がすごい!』広がるマンガの世界へようこそ」 ニコニコ超会議3 第6回ニコニコ学会βシンポジウム(宮本亮平さん、藤本由香里さん、日髙利泰さんとのセッション メディア芸術デジタルアーカイブ事業マンガ分野コーディネーターとして 於:幕張メッセ

 ニコニコ生放送動画

 ・2013年5月25日「超充実のホビーマンガトークでノックアウトだぜ!!」 米沢嘉博記念図書館「すがやみつる展:『ゲームセンターあらし』とホビーマンガ」トークイベント(斎藤宣彦さんと登壇 「コロコロコミックアーカイブズ」のプロデューサーとして)

○展示企画

  ・企画構成「ポスターに見る漫画展黎明期」展(2018年2月26日〜3月30日 主催:公益社団法人日本漫画家協会 会場:日本漫画家協会1F漫協ギャラリー)  
  日本漫画家協会所蔵のポスター資料を展示し、1968年から1992年までの大規模漫画展の歴史を振り返る展示の企画・構成を担当。3/24にはギャラリートークを行った。
・協力「日本漫画家協会賞の歴史」展 協力(2019年2月25日〜5月31日 主催:公益社団法人日本漫画家協会 会場:日本漫画家協会1F漫協ギャラリー)
  日本漫画家協会の会報などの資料から、日本漫画家協会賞の歴史を展示。調査協力と一部コラム「漫画賞の歴史と位置づけ」などを担当。4/20にはギャラリートークを行った。

 ○インタビューされた記事  

 ・『棚から一掴み 第11号』(KZA2企画 2018年8月10日発行・同人誌) 「ガイドマップ製作者からみた秋葉原の魅力と未来」(評論系サークル活動時代・雑誌編集者時代などを語ったもの)

 サークル KZA2企画

・『マンガ文献研究 第5号 特集:復刻!』(有古堂 2012年3月28日発行・ミニコミ誌) 「元・コンテンツワークス 池川佳宏インタビュー」(コミックパーク時代を語ったもの)

 国会図書館 CiNii (トマソン社や有古堂での販売は終了)

・『マンガ論争』4号(2010年末発行 オンデマンド出版ビジネスについて・コミックパーク管理人として) 

○ビデオカメラマンとしての活動

・2009年5月、メビウス氏、浦沢直樹氏、夏目房之介氏、司会藤本由香里氏によるシンポジウムの舞台上のハンディカメラマンを担当(主催:明治大学国際日本学部)
・2011年4月、展示企画「吾妻ひでお美少女実験室」(主催:明治大学米沢嘉博記念図書館)上映ビデオ撮影のため、吾妻ひでお氏自宅での描画撮影を担当
 (上映ビデオの一部を活用したコンセプト・ビデオ  制作:森川嘉一郎

www.youtube.com

・2015年9月21日、展示企画「赤塚キャラ誕生のひみつ展イベント「赤塚先生お誕生日おめでとう!巨匠降臨!? 田中圭一が描き語る、赤塚キャラクターズ!!」にて田中圭一氏、司会ヤマダトモコ氏によるトークイベントの舞台上のハンディカメラマンを担当。

○選考員など 

・『SPA!』「このエロマンガがすごい!」選考委員(扶桑社 2016年末)
・『SPA!』「このエロマンガがすごい!」選考委員(扶桑社 2015年末)
・『コミックバンチ』第2回 世界漫画愛読者大賞 読者審査員(新潮社 2002年)

 ○資格・職歴など 

国家資格:学芸員資格、2級知的財産管理技能士

 職歴 

・1999年 出版社KKベストセラーズに入社して雑誌編集者となる 
・2000年 (株)べクターに入社、web編集と「Pocket Vector」管理人(2004年ごろ公開終了)
・2005年 (株)コンテンツワークスに入社、広報・プロモーション業務と「コミックパーク」管理人として主要出版社と提携し8000冊のコミックのオンデマンド復刊を担当。人気のコロコロコミック作品を含め、10000冊の絶版アーカイブ販売を実施。
好きな手塚作品だけを集めて1冊の冊子を受注生産できる「手塚治虫オンデマンドマガジン」企画のシステム設計・実施(手塚プロダクションからの受託。カスタマイズ本サービスは2007~2012年までで終了)。
コミックパークの販促ツールとして、生年と自分が読んできた雑誌を選択すると、雑誌掲載された作品リストと試し読み・購入リンクが現れる「カココミ」をプロデュースする(キャッチは「過去のコミックを思い出そう! あなたのマンガ人生、雑誌から占います」 サービスは2007~2015までで終了。特許出願したが会社が審査請求を見送ったため未審査)。
・2011年(株)寿限無に入社、「日本にマンガが<どこに><いくつ>あるか」を調査する、文化庁メディア芸術デジタルアーカイブ事業にマンガ分野コーディネーターとして参画し、所蔵館に協力をいただきながらマンガ分野の数十万データを調査・収集する。マンガ分野のデータベース構築とサービス設計を行い、その成果として「メディア芸術データベース(開発版)を2015年3月17日から公開し、2018年10月まで管理。(後継のメディア芸術データベース(ベータ版)には一切かかわっておりません)
・2019年まで上記の「メディア芸術データベース(開発版)」のほか、文化庁関連のプロジェクトでは川崎市市民ミュージアム熊本県菊陽町図書館、虫プロダクション、合志マンガミュージアム公益社団法人日本漫画家協会アーカイブ推進支援事業、マンガ原画保存プロジェクト、マンガ単行本雑誌管理プロジェクトなどの連携促進事業、日本芸術文化振興会事業の同人誌調査・カートゥーン調査を実施または深く参画した。

 

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